私たちの想い

私たちの想い

2016年の6月に皆様のお力添えによって、駅前商業施設シーパルピア女川で第1回目を開催、2年目の2017年にはステージをグレードアップし、学生が手掛ける衣装をプロモデルの方々が着用するなど、女川を中心としたキッズ、10代の女子達が主役となる1日をさらに発展させる事ができました。

この、《project street runway ONAGAWA FASHION SHOW》は歴史を辿ると2011年7月に東京で立ち上がりました。
当時は震災後4ヶ月がたった頃。
まだまだ津波の被害があった場所では、復興に時間がかかる状況でした。
総合プロデューサーを務める原綾子が「今何が必要なのだろう、何をすれば現地の人の為になるのだろう?」と考え、結論として行き着いたのが、“子どもの笑顔を創ること”でした。
そうして立ち上がった、子どもたちが主役のファッションショー。2011年7月、2012年に東京で開催し、2013年には開催地を東京から女川町に移し、女川町で再スタートを切りました。
その女川町も駅が再建され、駅前のシーパルピアが完成し、新たに生まれ変わった女川町のレンガみちで《project street runway ONAGAWA FASHION SHOW》として大きく進化を遂げてきました。

私たちはこのショーを開催する意義として
《project street runway ONAGAWA FASHION SHOW》を経験した子どもたちが、自分で自分の良さに気づき、女川出身であることに心からの誇りを持ち、いつでもどんな状況でも自走できる思考力と創造力と行動力を養える、そんな体験型の成長の場となることを目指しています。
まもなく復興事業の締めくくりを迎えるこの女川の子どもたちが、自らの人生を豊かにするそんな気づきを得られるショーを創り上げていきたいと考えています。

2019年のONAGAWA FASHION SHOWの取り組み
2019年で3回目となる《project street runway ONAGAWA FASHION SHOW》は、第1回より掲げている、子ども達の【自主性・協調性】、【人間力】を更に身につけて【自信】に繋がるきっかけ作りという目的を継承し、より多くの子供たちが参加し、学びやきっかけの場として、広く告知をし、さらに注目度のある大きな舞台にしていきたいと考えています。
さらに新しい女川の使い方を定着させ、新しい角度からの女川の認知度を高めるという2つの観点から《project street runway ONAGAWA FASHION SHOW》を開催いたします。
今年から昨年のキッズ、ティーンズ、プロモデルに加え、レディースステージを追加し、前回より参加できる年齢の幅を広げて実施します。

目的

《project street runway ONAGAWA FASHION SHOW》を経験した子供たちが、自分で自分の良さに気づき、女川出身であることに心から誇りを持ち、 いつでもどんな状況でも自走できる思考力と想像力と行動力養える、そんな体験型の成長の場となる事を目的としています。

効果

第3回の今年は、目的としている項目が徐々に浸透してきていることから、さらに多くの参加者に目的を明確にして共有していきます。
更に女川町を今までとは違う視点から捉え、新しい世代との繋がりを作り、協力しあえる町になることを目指していきます。

2019年6月16日

ONAGAWA FASHION SHOW実行委員会
総合プロデューサー 原綾子

総合プロデューサー 原綾子

ONAGAWA FASHION SHOW 実行委員会
実行委員長 崎村周平